5.6年食育講演会
毎年行っている役場の健康福祉課と連携し、講師を招いての食育講演会を行いました。
今回は、地域住民の方々も数名お越しいただき、一緒に学ぶ貴重な機会となりました。
せっかくの地域の学校ですので、このように地域の方々に活用していただくことは、とても素晴らしいと思います。
講演会が始まる前に、講師の方とお話しさせていただきました。
印象に残ったことといえば、
普段講義している大学生たちのお話しでした。
〇講師が「興味があることはなんですか?」と聞いても「何もありません」と答える学生が多いとのこと
〇札幌の学生のクラスの中には「カレーライスをきらい」という子が一人はかならずいること(以前は考えらなかった)、カレーの味の正体は、実は苦みであること。
〇「すっぱいもの」は子供にとって味覚の最初のハードルとなること、「苦み」はある程度年齢があがることでクリアーできる味覚であること
〇地元で最高のパフォーマンスを発揮する学生が、全国大会に行くと食事のせいで、大会期間中にパフォーマンスを落としてしまう事
などなど、お話ししてくださいました。
以前では考えられないようなことも教えていただき、大変勉強になりました。
日々の食事の大切さを考えさせられます。
昔のように給食をかならず残さず食べさせるような指導は今はありませんが、これから成長していく子供たちの体のことを考えると、一口だけでも食べてほしいなと願うところです。
個人的な考えですが、苦手な食べ物を一口でもがんばって食べる子供は、食事以外でもチャレンジできることが多い印象があります。
自分で食べて、「やっぱり、おいしくなかった」とわかることもとても大切だと思います。食わず嫌いはもったいないですね。
今回の講演会を通じて、子供たち自身が「食」について考えるきっかけにしてほしいものです。
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